ステップメールは稼げる?
今回はステップメールのお話。
サイトアフィリ以外でいわゆる「完全自動で稼ぐ仕組み」とうたわれるのがこのステップメールになります。
ステップメールとは
ステップメールというのは通常のメルマガと違って予め、一定のシナリオが組まれていて、一度登録されると、以降、読者に自動でメルマガが配信されます。
例
第1回:あいさつ
第2回:成功事例1
第3回:二―ズ歓喜
・
・
・
第X回:終了(クロージングなど)
という感じ。
ステップメールの使い方は大きく分けて2つの種類がある
ステップメールはゴール・目的として大きく分けて、2つの種類があります。
Aタイプ:ステップメール自体で商品を売るのがゴール
例えば、ある商品を売りたいとして、ステップメールで、ニーズ喚起、読者へのセールス、クロージングまで行います。
要は文字通り商品を売るのが目的のシナリオを組む方法です。
アクセス(読者集め)の仕組みができれば確かに完全自動の仕組みができあがります。
Bタイプ:ブランディング・自己紹介が目的
こちらは、主にアフィリエイターに向いてる方法です。
いきなり、デイリーに発行しているメルマガに登録させるのではなく、いったん自己紹介、あるいはアフィリエイトの基礎講座の様なシナリオを組みます。
そして、そのシナリオの後、つまり、読者に自分のことをある程度知ってもらった上で、通常のデイリーなメルマガに誘導します。
なお、メルマガ配信サービスが同じであれば、このステップメールから通常のデイリーなメルマガへの以降は自動的に行うことが可能です。(Aタイプのシナリオでも別のシナリオに以降は可能)
ここまでが基礎的なこと。
あなたが、知りたいのは先に知りたいのはこれでしょう
↓
『ステップメールを使えば稼げるのか?』
実際のところ、私もステップメールは使ってますし、稼げます。
もっというと、大手企業でも導入してます。(やずやのステップメールなんかものすごくよく出来ているらしい※詳細は後述)
が、
表現が難しいのですが、私の経験からの考えね。
順に説明するので、結論から先に箇条書きで書きますね。
異論があるかもしれませんが、私はこう考えてると思って下さい。
稼げない人は全く稼げない
文章力のセンスに非常に左右される・ステップメールだけで稼ぐレベルまでいくには、非常にトレーニングが必要
本来は、アフィリエイター向きより広告主・販売者向きのメディア
初心者アフィリエイターの場合は心底惚れた商品があるか、心にもないことをすらすらかける人(よく言えば演出ができる人)が稼げます。
でも合う人は爆発的に稼げるようになる
少なくとも稼いでる人はみんな導入している
稼げない人は全く稼げない
こういうと、ショッキングな表現ですが、他のアフィリに比べて、「文章センス」にすごく左右され、トレーニングも必要な手法です。
たとえば、サイトアフィリ(PC/モバイル)なら商品名の様な、ニーズの高いキーワード中心に沢山サイト作って、いけば、いつかは必ず稼げます。
すくなくとも半年やれば月に5万~10万も難しくない。
メルマガだって、実践記書きながら、レポートを量産すれば、半年で月に5万~10万も難しくない。
しかも、両方、最初は記事を書くのが苦手でも徐々に上手くなっていきます。
商品名でサイトアフィリするならPCでもモバイルでもアホみたいな簡単サイトでも売れますからね。
でも、ステップメールの場合、ちょっと違う。
なぜか?
商品名でサイトアフィリをする場合は基本的にもう、買うことを決めているお客さんをターゲットにsて、アフィリエイトサイトでは、あなたの欲しい商品はここで、買えますよ、と教えてあげるだけの作業です。
たとえば、保険営業でいうと、眼の前に「”オリックス”の入院の保険に入りたい!」という風に入りたい保険がはっきりしている人がいればどんな未熟な営業マンでも保険は売れます。
要は、オリックスの保険のパンフを渡して、申込書にサインと印鑑もらうだけです。(余談だが2012年8月現在で、入院保障に限ればオリックスが総合的に一番良いかと思います。)
基本的に、商品名でレビューサイト作って、アフィリすると言うのはこれと同じ。
でも、ステップメールの場合はせいぜい「ちょっと保険の見直しをしたい」というレベルの人に保険をうる技術が要求されます。
つまり、保険の基本的な考え方を教えて、あなたに必要な保証は~~で、こういう理由で、このプラン(商品)がよいということを教育・あるいは説得する必要があるため。
ステップメールはシナリオでこの作業をする必要があるのです。
ステップメールで集客するターゲットはもっとも稼ぎやすいターゲットではない
アフィリでもっとも稼ぎやすいターゲットは「特定の商品をすでに探しているお客さん」です。
でも、ステップメールに登録するお客さんは「説得・教育」が必要なレベルのお客さんです。
そして、「説得・教育」が必要なレベルのお客さんをターゲットにするステップメールをアフィリの最初にやって稼げなかった人は、その稼ぎにくいターゲットをなんとかしようと思うので、いつまでたっても稼げるようにならなくなる可能性すらあります。
文章力のセンスに非常に左右される・ステップメールだけで稼ぐレベルまでいくには、非常にトレーニングが必要
教育・説得が必要なんで、稚拙な文章では売れません。
初めてのステップメールで売れる人はもともと売れるセンスがあります。
普通はトレーニングが必要。
ステップメールをつかう場合は、最初は恥ずかしがらず、必ず添削を受けて下さ。
本来は、アフィリエイター向きより広告主・販売者向きのメディア
教育・説得ができるということは、レターがかけるってことなんで、商品が作れるレベルの文章力です。
しかも、いくらリストを集めても最終的には販売者に紹介するので、本来は販売者・広告主向きの媒介。(ブランディング目的の場合は除く。)
しかも、完成されたシナリオを組む手間もついでに商材を作る手間も実はそんなに変わらない。
初心者アフィリエイターの場合は心底惚れた商品があるか、心にもないことをすらすらかける人(よく言えば演出ができる人)が稼げます。
これどういうことかというと・・・
ちょっと話が外れますが、人にものを買ってもらうには、「論理的な文章」でしょうか?「感情に訴えかける文章」でしょうか?
答えは、「感情に訴えかける文章」です。
「理屈」では人は動きませんん。
「貴方の言うことはよくわかるけど・・・」で終わりです。
実際、私の所にお客さまの声で購入理由でいただくものに「レビューが分かりやすかった」というのは非常に少ない。
特典が目的、を除けば、「エム(前田)さんが熱心に勧めるので」という声の方がはるかに多い。特に初心者の方ほど。
物販・情報商材に限らず、商材・商品のレビューを書いて商品の詳細を書いてもあまり売れません。
むしろ、「感情に訴えかける言葉」を使う方がはるかに売れる。
「この商品はこれこれしかじかで、だからよいのです!」と理屈で攻めても人は買わない。
何かしらの感情を攻めたほうが売れる。
数の限定・特典・期間の限定、実績画像、これないとやばいよ的な煽り、あるいはいい意味で「熱意」「思い」
でもね、感情に訴える文章って、一朝一夕でかけるかという話し。
書けるケースは1つだけ。
『書いてる本人がホントに、こころからその商品を人に勧めたい場合・商品に惚れてる場合。』
例えば「今の私があるのは、これのおかげです!!」あるいは「これからは、これが一番だと思います!」これが言えるかどうか。
ホントにいいと思えば、だれでもかけます。
素直にその気持ちを書けばいい。
でも、「心にもないこと」を素人が書いても読者にそれは伝わってしまいます。
だから、心にもないことをすらすらかける人(よく言えば演出ができる人)も売れます。
でも合う人は爆発的に稼げるようになる・少なくとも稼いでる人はみんな導入している
ステップメールを磨くと、当然文章力が上がりますので、はまる人は爆発的に売れるのも事実。
また、大手企業等も実は導入していて、その制度もすさまじいらしい。
ダイエット食の会社なんですが、ここのステップメールはすごいらしいです。
たとえば、Aという商品を買った人は**%の確率でBも買うから、B用のシナリオに誘導して、Aを買わなかった人も、Cは**%の確率で買うからC用のシナリオに誘導して・・・とすごい精度で顧客分析を行ってシナリオを組んでるらしいです。
参考:ステップメールのシナリオ分岐
高度なステップメール配信ソフトにはシナリオ分岐の仕組みが付いてます。
あるいは、手動でシナリオを分岐させます。
たとえば、以下の様な事です。
メールの中で以下の様な質問をします。
「今日のメールいかがでしたか?よろしければ感想ください」
そして、感想をくれた人は濃いお客様なので、別のさらに濃いシナリオに誘導する、あるいは、手動でアドレスを登録し直します。
これがシナリオの分岐です。
で、結論
初心者で今、実績ゼロでまずは5万10万稼ぎたいなら、もっと簡単な手法はいくらでもあります。
コンスタントに稼ぐのでもステップメール以外でも稼ぐことは可能です。
でも、少なくともネットで稼いでる人のほとんどは活用してます。(私も「一応」使ってます、)
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2012年8月30日 | コメント/トラックバック(0)|